no. 2 ___ 切手選びを楽しむ


受け取った手紙に貼られている切手が「選ばれた切手」だととても嬉しくなります。

あえてこだわらなくても良い、ただ届けば良い役割の切手ですが
レターセットにこだわって、書く内容もたくさん考えて
それであればやはり、切手にもこだわりたい。

以前は年に何回か発売されていた記念切手が
今では毎月のように発売され、デザインも豊富。
封筒に合うものを探したり、内容に合わせたり、贈る相手の好みを考えたり。
そんな切手選びの時間も楽しんでみてはいかがでしょうか。

ATELIER.encle d’encle」のレターセットと切手、いくつかコーディネートしてみました。
本来、縦型封筒は左上、横長封筒は右上と切手を貼る位置にもマナーがありますので
そちらを踏まえた上でお楽しみいただけると嬉しいです。


新作レターセット「フルーレ」には花のイラストを活かした切手を。
切手に描かれる花のタッチにも色々ありますが、普通切手のウメはやはり万能です。
今の季節にもぴったりですし、宛名も縦書き+筆ペンで少し和の要素を取り入れました。
可愛らしく仕上げるには、蝶々のイラストの切手もおすすめです。
花のイラストの間を飛んでいるように貼ると、イラストとの一体感も出ます。
同じ封筒でも、合わせる切手のデザインで印象も変わってきますよね。


たくさんの鳥が羽ばたいている様子が、トレーシングの封筒からやさしく透けるレターセットには
灯台の切手を合わせました。灯台のまわりに、鳥が羽ばたいているイメージです。
鳥のモチーフは、新たな旅立ちにエールを送る内容の手紙にもおすすめです。


トライアングルレターは定形外のため郵便料金は120円なので
もちろん120円切手を1枚貼れば送れるのですが
例えば62円を2枚だったり、100円切手と20円切手の切手を合わせたりするのも
遊び心があって選ぶ楽しみが広がります。

貼る枚数が多くなる場合は少し小さめの切手を選ぶこと。
そうすることで特殊な形の封筒の良さが引き立ちます。
また、宛名は封筒に直接書くことで便箋のデザインが少しでも多く見えるようにしました。

今回はリーフのデザインに、森のイラストの切手を合わせましたが
レターセットと切手の色味を合わせるだけでも、すっきりとした印象になります。

こだわりすぎて82円や120円の郵便料金を超えてしまうことも実際ありますが
そんな時は郵便局や郵便局員さんへの日頃のお礼の気持ち、としてそのまま投函しています。


切手を選ぶ時間は、レターセットを選ぶことと同じくらい楽しいものです。
相手がポストを開ける瞬間を想像しながら切手を選べば
手紙の楽しみはより広がるかもしれません。

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